今日は片付けをしていました。色々と懐かしいものがでてきました。少し手を止めては思いを馳せていたので片付けが進みませんでした。
懐かしいものの中に、もうずっと忘れていたものがありました。
思い出して元気でやっているかなぁと思いました。
あなたは私のことを知らないけれど。
色々な物を片づけているのに、あの頃に戻れたらなと叶いもしないことを願ってしまいます。
そういえば東京にでてきました。
どうしても東京に出たかったんです。でも時代が進んだ今は、どんな田舎町でも慌ただしい東京でも、どこに住んでいても大して差はないと感じています。
東京にいるのに東京タワーの見えない夜は東京にいないのと同じじゃないでしょうか?
あなたはどう思いますか?
代わりに時々スカイツリーが見えます。
あの頃はスカイツリーなんてありませんでした。
なのでスカイツリーだって東京のシンボルだよと言われても実感しないんです。
私はもしかしたら成長してないのかもしれません。
東京は星が見えません。
星も東京タワーもない夜景は一体自分はどこにいるのだろうと悩んでしまいます。
ないものねだりばかりで自分でも嫌になってしまいます。
でも、ここにないからこそ私は進めているのかもしれないと思うんです。
いつの間にか増えていて、片づけするときはしっかり意識しながら処分するなんて少し残酷だと思いませんか?
いつの間にか増える豊かさに目を向けるべきでしょうか。
どうしても寂しくなる方に目を向けてしまいます。
片付けても片付けても、なかなか片付きません。
東京タワーなしで私はどこにいるのでしょう。
もしかしたら10年後はスカイツリーを恋しく想っているのかもしれません。