はてなインターネット文学賞「記憶に残っている、あの日」
はてなブログでキャンペーンが行われています。
リフォーム屋は文才がまるっきりないので代わりに私が応募することになりました。
”記憶に残っている、あの日” は誰にでも存在するのでしょう。
それはキリのいい1月1日かもしれない。
他の人にはなんて事のない平日のある日だったかもしれない。
私はどうだったかと考えてみると、"あの日" と言うのは "あの時に戻れたら"
と思うことが多く感じます。
今はもう販売されていない廃盤品を手にすると、販売されていたときにタイムスリップしたような、そんな感じを抱きます。
「あの日に戻れたらいいのにね」そう思う瞬間はたくさんあります。
でも、今 ”この日” も 、”あの日”へと必ずなるのです。
だから過去を見つめることは…と熱く語っていたら、ブラウニーさんは眠たそうにしていました。
シュガー君からはお菓子をお勧めされました。
私の話は退屈だったようです。
"あの日に戻れたら"
それは取り返しのつかないことばかりでしょうか。
どうしようもないことばかりでしょうか。
"あの日に戻れたら"
そんな経験があったから、今を生きようとしているのかもしれません。
今日、懐かしい曲がかかっていました。
今聴くと少し時代を感じるようなメロディで『タイムスリップしたみたいだね』と話しかけたらブラウニーさんは寝ていました。
シュガー君はお菓子を堪能していました。
"あの日に戻れたら" そう思うときがあったからこそ、今ここにいるのかもしれません。
戻ってこないものは戻ってこない。
壊れたものは壊れたまま。
それに執着しても何も変わらない、今ここでできることをしよう。
そんなふうに思ったのです。
とりあえず、タイムスリップできるのなら私が一番最初に履いていたピンク色のズボンがどこにいったか探しに行きたいです。
上半身裸な服が気に入らないと、すぐに何処かに追いやられた私の可愛いズボン・・・。